FIRE準備はまず公的年金の見込み額から
「老後」や「自分が今亡くなった場合」、年金っていくら貰えるの?

FIRE

FIRE(またはサイドFIRE)=アーリーリタイヤを目指す。私がそれを決めたのは昨年のことです。

とはいえ、何歳までに仕事をやめたいという明確な目標があるわけではなく、「今仕事を辞めても生活できる」という状況を手に入れる、そのことに強い憧れがあります。
大多数の人が辿る、学校では偏差値、会社では出世というどこまでも続く競争の道。「FIRE」という選択肢がある、それを実現する方法があると知ったとき、奴隷のように定年まで働き続けるしかないもの、そんな思い込みから目覚めたような感覚でした。大袈裟かもしれませんが、私にとってはそれだけ新鮮な言葉だったのです。

FIREを目指すにあたり、まずは前回支出の見直しについての記事に書いたような固定費や生活費の削減に着手しました。

徹底的に支出を削減することで、毎月の貯蓄額を増やし、目指す資産の合計額への到達を早めます。

FIRE準備として、これと同様に重要なのは「公的年金の受け取り見込み額を知ること」です。将来の年金額見込みを知らなければ、FIREまでにいくら貯めれば良いかわからないからです。

国を盲信するのは危険すぎる

「老後は年金だけで生活できる」何の疑いも持たずにこのように考えている人は少数派であろう、私はそう思っていました。ですから2019年6月の「年金2.000万年問題」の時、老後資金が2,000万円必要という報告書があれだけ騒がれたことは意外に感じました。

そもそもコロナの対応ひとつ見ても、この国の危機意識は残念ながら国民を守るという意識が欠落しているとしか思えません。
欧米で全病床に占めるコロナ病床がアメリカで11.2%、イギリスで22.5%なのにも関わらず、日本ではわずか0.87%しか用意できていない(1月末時点)という新聞記事を最近見て唖然としました。

3.11の時の原発関連に関する国民への情報共有の姿勢をみても、不都合な真実は隠ぺいされてしまうと見るのが妥当でしょう。

話がそれましたが、確実に減少するであろう私たちが貰える年金。果たして現状の制度ではどれくらいもらえるものなのでしょうか。これを知っておくことで、FIREの際に手元にいくら資金があればよいかの一つのものさしとなると思います。

2種類の公的年金の簡単な計算方法

厚生年金に自動的に加入している一般的なサラリーマンを例に挙げましょう。

厚生年金加入者は、国民年金による老齢基礎年金に厚生年金が加算されます。この2つの年金は計算方法が異なります。

1つずつ解説していきます。

老齢基礎年金

これは加入年数に応じて決定し、20歳から60歳になるまでの40年間の全期間保険料を納めた方は、65歳から満額の老齢基礎年金を受給できます。

2020年度では年781,700円です。

老齢厚生年金

(現在40才以下の方のざっくりの例)
勤続月数 × 0.005481 × 平均月収 となります。

これをもとに計算をした平均値は、老齢基礎年金が約6万円、老齢厚生年金が約15万円となり合計21万円となります。


老後の生活費を年金だけに頼ると、1か月21万円…。

持ち家か賃貸かなどにもよりますが、上記の収入のみで生活するのは不測の事態などを考慮すると難しい気がします。さらに、今後年金は支給時期の延期や賦課方式による受給者比率の向上によって減額される可能性も考えらるため、確実に備えが必要です。

生命保険加入の前には遺族年金の額を把握

FIREを考える場合でもそうでなくても、もし自分に何かあったときの家族への備えは必要ですよね。

これから生命保険の加入考えている方にぜひ知っておいていただきたいことはは、「遺族年金」のことです。

遺族年金とは、国民年金や厚生年金の加入者が亡くなった際、遺族に支給されます。「年金」と呼ばれていますが、65才を待たずにすぐ支給されるのです。

もしあなたがこれを考慮せずに生命保険に加入しているなら、保険額を改める必要があるかもしれません。

もちろん、生命保険は人によっては必要な商品ですが、公的に支給される遺族年金を踏まえた上で契約金などは決定したいですね。

遺族年金の支給額は下記となります。

遺族年金の支給額の計算式

①遺族基礎年金
781,700 円+ 子1人目224,900円+ 子2人目224,900円+ 子3人目75,000円
②遺族厚生年金
(勤続月数 × 0.005481 × 平均月収) × 3/4 × 300/勤続月数

※仮に子供2人、平均月収30万円、勤続年数20年(240月)の40才の方が亡くなったとすると

●遺族基礎年金=781,700 円+ 224,900円+ 224,900円=1,231,500円
●遺族厚生年金=(240×0.005481×30万円)× 3/4 × 300/240 =369968円
となり合計で年金額は、1,601,468円/年となります。

これは、死亡後遺族には月々13.5万が支給されるということを意味します。

「けっこうたくさんもらえるんだな」と感じる方も「そんなんじゃ全然足りない」と思う方も、それぞれがこの額を知った上での「万が一の備え」を考慮していただきたいと思います。

FIREを目指すにあたって、公的年金にプラスどのくらい収入が必要なのかを把握することが必要です。まずゴールを定めれば、どれくらいの努力が必要かがわかります。

前回の支出の見直しの記事でも書きましたが、現在支払っているひとつひとつの固定費が「本当に必要な支出なのか」ということを見極める知識が必要なのではないでしょうか。

最後に

単に積み立て投資を行ったり、支出を切り詰めたりすることは、簡単なようでとても退屈です。その努力をいつまでしていくのかを図るうえで必要な、我々の年金がどのくらい貰えそうなのかという視点。これは案外忘れられている気がします。

ゴールを決め、目標額に徐々に近づいていくのを見るのは楽しいものです。そのために上記の簡単な計算をしておき、ねんきん定期便で自分の支給見込み額を調べていく習慣をつけたいものです。

▽私が使用している大変便利なスマホアプリです。複数のクレジットカード、銀行口座と連携できて一括管理ができます。有料会員が断然便利でおすすめです。

マネ―フォワードME

参考書籍

▽FIREのためにはいったいいくら必要なのか。そのために何をすればよいか。著者の体験談をもとに具体的に道筋を示してくれる本です。

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