賃貸派と購入派、本当に必要な比較軸とは何か?

不動産/湾岸タワマン

賃貸 VS 購入

この手のネット記事によくある「完済までのローン金額と毎月の家賃との比較」

このことにあまり意味は無いかもしれません。

というのも、そういった記事にはマンション価格や金利、賃料の日々の変化に対する選択を促す視点がないからです。
賃貸派の意見としては、住む場所を固定されない設備の修理費用がない収入の変化に対して住居費のコントロールが可能などという利点をあげるのが一般的と思います。

一方の購入派では、内装のクオリティが高いローンの完済ができれば住居費負担がなくなるといったことが、支持の理由でしょうか。


どちらもそれぞれメリット、デメリットがあります。また、個々の事情によってもどちらが有利とは一概には言えないでしょう。

例えば、大企業に勤めるサラリーマンは、比較的若い時期を中心に家賃手当などは非常に手厚いことが多いようです。この場合、リスクをとって住宅ローンを組むという選択にはなり難いはずです。

私が勤める企業ではこのような手厚い住宅手当はなく、このような恩恵を受けることができる友人を羨ましく思っていました。ただ、今となっては逆によかったと思えるようになっています。

バス便マンションを利食った経験から購入派に

私は、過去3回新築マンションを購入しました。

1件目は、埼玉のベットタウンの駅から徒歩20分のいわゆるバス便物件。2件目は江東区の一般的な湾岸地域としてあまり名前を聞かない少しマイナーな地域、そして3件目が今の住居です。


前の2件はそれぞれ約5年居住しましたが、運良く購入価格より高く売却することができました。2件目の湾岸地域のマンションが高く売れることは、昨今の不動産価格の状況を鑑みれば容易に想像がつきます。

ですが、1件目は一般的には売却価格が不利になるといわれる郊外のバス便物件。こちらでも利益を上げることができました。

当初は売却目的ではなかったのですが、5年間無料で住んで住み替えの際に売却益までもらえる。。。このことは、私にとって衝撃的な出来事でした。「投資目的のマンション購入は駅近であることが必須」というアドバイスをよく聞きますが、結局購入はタイミング次第なんだと痛感しました。


私の場合、この経験から「家賃を払う」ということに抵抗ができてしまったのも事実です。ただ、当時一般的にはあまり定説になっていない「住み替えで資産形成を行う」半住半投という方法は私にとってはこの上ない投資法となりました。勤める会社において、株などの投資が制限されていることも大きな理由です。

低金利と減税が購入派を後押し

我々サラリーマンと最も相性の良い投資はINDEX投信への積み立てであると思っています。株式投資は銘柄分析にも時間がかかりますし、買い時、売り時を正確につかむことは一部の天才以外は不可能であると思っています。
ただ、もう一つサラリーマンが使える重要な武器は会社員としての信用力のレバレッジ、つまり住宅ローンではないでしょうか。


かれこれ20年以上も非常に低い金利が続いています。これに加えて、住宅ローン減税を使えば「無料」どころか10年間は借りた金額以上の減税枠を得られるという錬金術は後世においては伝説となるかもしれません。

初めて住宅ローンを借りるときは契約説明の途中、本当にこれで良いのかとびくびくしていた記憶がありますが、非常に有利な状況でお金を借りていたと当時は理解できていませんでした。

不動産購入派の黄金期は終焉を迎える可能性

手厚い住宅手当を貰える環境になく、株などの投資も限られる私は結果的に不動産錬金術を実践していました。

ただ、今後はどうなるでしょうか?
今までのように変動の低金利でマンションを購入し続けた方が有利とは限らなくなってしまっています。

長期間の金融緩和によりインフレ懸念が出始める可能性があり、金利の上昇リスクは高まっているのではないかと思っています。(ちなみに最近住み替えたマンションはフラット35としました)


住宅ローン減税の控除額の見直しにも注意が必要です。今までの「借入残高の1%」を減税する方式から、「借入残高の1%または支払い利息総額」のどちらか少ない方が減税限度額になる可能性が高くなっています。今までは金利0.5%でお金を借りて1%分の減税を受けられた、いわば錬金術は令和4年を最後に終焉の時を迎える可能性があります。これによって、銀行は住宅ローンの最低金利を1%程度に上げてくることも十分に考えられます。

20数年前からの低金利について、当時これだけ長く続いていると予想できた人は少ないはずです。今後の不動産価格の予想(購入が有利かどうか)も容易ではなく、とりあえず賃貸で様子を見るという人も増える可能性があると思います。


住居を選択する際に、外観や間取り、共有施設だけではなく、その時々の金利、税制、マーケットなどを考慮することで、未来の選択肢が増やせるかもしれません。

ブログランキングに参加しています。応援クリックをお願いします。
▽こちらから読者登録ができます
賞金稼ぎ雑賀衆の投資術 - にほんブログ村
▽こちらから読者登録ができます
賞金稼ぎ雑賀衆の投資術 - にほんブログ村
不動産/湾岸タワマン
スポンサーリンク
**twitterでブログの更新をお知らせしています**
**twitterでブログの更新をお知らせしています**
saikashuをフォローする
賞金稼ぎ雑賀衆(さいかしゅう)の投資術

コメント

タイトルとURLをコピーしました