バフェットが円債を発行する理由について考えられること

株・投資信託

バフェット氏が率いるバークシャー・ハザウェイが4,300億円の社債を発行しました。海外企業では最大規模ということです。

バークシャー、初の円建て債4300億円 海外企業で最大: 日本経済新聞 (nikkei.com)

上記報道以降、円債を発行することにより日本株投資を考えているという記事が早速でてきています。

もちろん、これが正解なのかもしれません。ただ、なぜ前回の日本の商社株買いの際には債券を発行しないで、今回は発行しているかということが説明できていないような気がしています。

利に聡い百戦錬磨の投資のプロには、上記のような単純な理由以外の狙いがあるように見えて仕方がありません。これだけ独自の投資で勝ち残ってきた投資家の異例の行動には、特別な意味合いがあると見る方が自然ではないでしょうか。

これって円キャリートレードですよね??

このニュースを見た際に、真っ先に思ったのは円キャリートレードです。

円キャリートレード(円キャリー取引)とは、相対的に金利が低い円資金を借り入れ、その資金を外貨に転換して運用する取引のことをいいます。また、「金利の低い通貨で調達した資金は、金利の高い他の通貨に交換し、その高金利で運用して金利差収入等を稼ぎます。単にその通貨で持つ以外に、外国債券や外国株式、などで運用されることも多いようです。

バフェット氏は日本の低金利を利用した資金調達を行い、ドルに転換して運用するということで利ザヤを稼ごうと思ったのではないでしょうか。

米国のワクチン接種率は高く、このインフレ期待からさらに米長期金利があがるとすれば、現在はその好機ととらえられても良いはずです。

円の暴落を予想している?

また、投資環境の歪みを徹底的に追及して利益を上げてきたバフェット氏が日本の財政状況に疑問を持っているということはありえないでしょうか。

国の債務残高対GDP比率をみると、日本の多さは突出して266%となっています。以前に財政危機が報じられたイタリアの161%すら大幅に上回る水準です。

これだけ財政状況の悪い国の債券価格がなぜ下がらないのは、日銀がこれを消化しているためです。
ただ、問題はこれが続かない可能性があることです。
日銀が国債を買うと民間銀行の日銀に保有する当座預金にお金が移動します。現在はゼロ金利ですが、この金利が上がった場合は日銀に金利の支払い義務が発生します。

膨大な債務の金利負担により金融不安を招く危険性があります。

いきなりの日本での起債による資金調達は、こういったいわばいつか来るであろうリスクが遂に来るとバフェット氏が判断したのではないかという可能性はないでしょうか。

円の暴落で大儲け?

もし、上記の予想が仮にあたるとすれば、円の暴落でバフェット氏は大儲けすることができます。加えて、バフェット氏に追随し円での起債をしキャリートレードを行う投資家が増えれば、日本の長期金利は、より上昇せざるを得なくなります。

この金利上昇は、悪い金利上昇(リスクプレミアム)であり、この場合為替は暴落します。

もしかすると考えすぎであり、普通に日本株の投資を増額させようとしているだけかもしれません。ただ、ワクチン接書率の違いからくる、コロナの回復度合いの明暗によって各国の株式、為替市場は大きな相違を見せる可能性があるのではないでしょうか。

今後のバフェット氏の次の一手がある可能性もあり、今後の同行に注目すべきであると思っています。

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