アクティビストが買っている銘柄に注目する理由

株・投資信託

2020年度も終了しました。

株価はコロナ後の業績回復を折り込むかたちで、好調のまま終了を迎えた印象です。これからの投資家が注目すべきイベントは、本決算と来期業績に移行していくこととなります。

個人的には、本決算発表の後に行われる今年の株主総会に注目しています。今年はかなりの株主提案がアクティビストによってなされるであろうことが予想されるためです。

世間的にはあまり良い印象のない「アクティビスト」と呼ばれる投資家達はどのような人達なのでしょうか。

彼らは、次のような主張をします。

  • 大量の現金を保有しているのに配当に回すお金が少ない。
  • 子会社を吸収合併する際の株式交換比率がおかしい。
  • 営業利益が低いので、もっと高い利益率を目指すべき
  • 任命されている取締役は、ふさわしくないのではないか?

事業会社にとっては、痛いところを突かれたといったところでしょうか。対応が難しく、できれば避けたい存在であることは確実でしょう。

株主は投資額に応じた議決権を持っています。ですから、このような指摘をすることは合法であり当然の権利でもあります。しかも、昨今では皆さんの投資しているインデックス投信にも議決権があり、このような株主提案に賛成票を投じている可能性もあることは理解しておいたほうが良いでしょう。

持ち合い株という取引先との相互株式持ち合いによって、長年緊張感のない経営環境にあった日本株式市場にこういった緊張感が生まれたことは良いことであると思います。

いわゆるゾンビ企業と呼ばれる、上々している意味合いさえ薄い企業に資本原理を叩きつけるという意義は大きいはずです。

問題があるとすれば、一般的にアクティビストと呼ばれる投資家達は、自分の要求が通って株価が上がった場合、すぐに売却するという短絡的な投資スタイルであるということでしょうか。

その会社の魅力で投資を行うのではなく、粗を見つけて、それに賛同者を募るという形ですので、事業会社からは嫌われてしまいます。

私たち個人投資家としては、提供している商品やサービスが魅力的な会社に長期で投資することはもちろん良いと思います。

ただ、資本市場について行けていない改善余地の高いアクティビストが保有している銘柄に注目するのも一つの投資法としてありだと思うのです。

個人では発見するのが難しい事業会社の非効率をプロにただで教えてもらえるわけです。

6月末の株主総会では、多くの株主提案が賛同される可能性があります。あまり個人投資家には注目されていない点だけに面白いですね。

マネックス証券では、こういった銘柄に注目した投資信託も販売されています。面白い取り組みだと思います。

マネックス・アクティビスト・ファンド | マネックス証券
マネックスグループ発、個人投資家と日本企業の架け橋となる、世界でも珍しいアクティビスト・ファンド。日本拠点のプロフェッショナルたちが、変革を求める割安な日本企業に中長期的に投資します。
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